唯識の八つのこころまとめ

1) 唯識は、人間を<八識>として分析し把握する。
2) <能変>は、深層から表層への方向へ流れる段階で使われるが、人間の内面が能動的に認識の内容を変えていくことをあらわしている。
(a) 阿頼耶識によってその人の世界が作り変えられる。
(b) 末那識によって自我中心的に変えられる。
(c) 第六意識・前五識によってものの見方、考え方、見え方、聞こえ方、つまり外界をも変えられる。
3) 八識の自己を、己のうちに自覚すること。
4) 自己認識の軸は、第六意識。

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